箱庭諸島スクリプト配布元
箱庭共通マップN開発元
箱庭共通マップN 説明書
箱庭共通マップN version1.60 変更日2010年5月9日
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箱庭共通マップN /
軍隊説明書 /
勝利へのアドバイス
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始めに
・ 箱庭共通マップNは、箱庭2 共通マップ版 v0.2(親方さんがJS版を元に作成したもの)をベースに改良・拡張した箱庭諸島です。
当資料も親方さんの資料を一部流用しています。前提として箱庭諸島の基本知識が必要です。
・ 島ごとにマップが異なる箱庭諸島と異なり、1つのマップ上で全ての参加者が領土を広げていきます。
全ての国を滅ぼし世界制覇することが目的になります。世界制覇すると終了ターンを待たずに終了します。
・ ゲームの設定については、ゲーム画面のヘッダにある『設定一覧』を参照して下さい。
・ 新しい国を探すには半径2ヘックス(19ヘックス)の海が必要です。
参加者を募集していてもマップ上に十分な海がなければ、ゲームに参加できません。
領土と開発
荒地
この箱庭では、毎ターン10%の確率で自動的に平地になります。
整地や地ならしでも平地にすることもできます。
また、自動で平地になったりした場合に、無駄に地ならしをしないように
自国の領土で、平地と1000人未満の村に対して整地・地ならしが実行しても命令が中止されます。
町(村・都市)
町や農場に隣接した平地を開拓して新しい町を作ります。そこが他国の領土でも、勝手に開拓して自国の領土にします。
周囲の町や農場の数が多いほど、町になりやすくなります。平地が自国の領土の場合は2倍程度町になりやすくなります。
友好国の平地、自国以外の部隊がいる平地へは開拓しません。
最大20000人まで増えます。(自動で増えるのは16000人前後まで)
領土拡張
領土を増やすには、中立地域を開発するか、他国の領土を開発する必要があります。
どちらも「自国の領土と隣接している場合」に限って開発することができます。
中立地域ならあらゆる地形を開発することができますが、他国の領土の開発には制限があります。
地球モードの場合、マップの上下、左右が繋がっています。たとえば一番上から一番下へ進出することが可能です。
地形抵抗力
周囲が5マス以上囲まれている場合は、抵抗力が減少し、一番多く接している国へ所属が変化します。
それ以外の場合は、徐々に地形抵抗力が回復します。
周囲が5マス以上というのに中立地帯や海も含みますが、一番多く接している国が
中立地帯や海の場合は、周囲が5マス以上囲まれていても抵抗力減少や所属変化しません。
軍隊説明書に詳しく書かれていますので、そちらを参照して下さい。
開発命令一覧表
命令 |
隣接他国領土で開発可能 |
隣接中立領土で開発可能 |
自国領土で開発可能 |
整地 ※1 |
荒地(自) |
怪獣、山系を除く陸地(自) |
怪獣、山系を除く陸地(自) |
地ならし ※2 |
--※3 |
--※3 |
怪獣、山系を除く陸地(自) |
埋め立て ※4 |
全ての海系(自) |
全ての海系(自) |
全ての海系(自) |
掘削 ※5 |
荒地(中)、浅瀬(中)、海(中) |
山系(自)、怪獣、山系を除く陸地(中)、浅瀬(中)、海(中) |
山系(自)、怪獣、山系を除く陸地(中)、浅瀬(中)、海(中) |
農場・工場整備 ※6 |
平地(自)、追加建設(自) |
平地(自)、追加建設(自) |
平地(自)、追加建設(自)、町系(自) |
高速農場・工場整備 |
-- |
-- |
平地(自)、追加建設(自)、町系(自) |
採掘場整備 ※7 |
山(自) |
山(自)、採掘場(自) |
山(自)、採掘場(自) |
植林 ※8 |
平地(自) |
平地(自) |
平地(自)、町系(自) |
ミサイル基地建設 |
平地(自) |
平地(自) |
平地(自)、町系(自) |
防衛施設建設 ※9 |
平地(自) |
平地(自) |
平地(自)、町系(自) |
防壁(記念碑) ※10 |
平地(自) |
平地(自) |
平地(自)、町系(自) |
海底基地建設 ※11 |
-- |
海(自) 隣接していなくても可 |
-- |
自・・自国になります。
中・・中立になります。
※1・・整地をすると希に埋蔵金を発見します。(100〜500億)
※2・・地ならしをしても地震確率がUPすることはありません。
※3・・自国の部隊がいる荒地は、地ならしできます。
※4・・海底基地は自国、他国に問わず埋め立てることができます。(浅瀬になります)
(埋め立てにより周辺の海が浅瀬なる場合がありますが、海底基地は浅瀬にはなりません。)
※5・・海底油田はありませんので海を掘削しても意味がありません。
自国の部隊ごと掘削し、その後の地形がその部隊の兵種が移動できない地形だった場合、自動で撤退(無料)します。
※6・・農場は、初期値が1万規模、追加建設+5千規模、最大6万規模
工場は、初期値が3万規模、追加建設+1万5千規模、最大12万規模
最大で追加建設すると所属だけ変わります。
高速農場・高速工場は、ターン消費しませんが
※7・・採掘場は、初期値が2万規模、追加建設+2万規模、最大24万規模
※8・・森を伐採することはできません。
森は4000本になると自動伐採&植林(100本)されます。(自動伐採で200億の収入になります。)
※9・・防衛施設を追加建設(通常の4倍の値段を消費)すると自爆しますが、1ターンの猶予ターンがあります。
防衛施設で防衛できるのは、自国所有の上空のみです。
怪獣は中立なので、防衛範囲でも命中します。
※10・・防壁(記念碑)を追加建設しても、飛び立ちません。(記念碑落しはありません)
※11・海底基地は自国に隣接していなくても海ならどこでも建設可能です。(浅瀬、海底基地は不可)
※・・ハリボテはありません。
※・・他国の部隊がいると開発できません。
兵力50(百)以上の他国部隊がいる場合
・町系は、人口が減ります。
・農場・工場・採掘場の生産はストップします。(人口が満たされていても一時的にその部分の収入がなくなる)
・防衛施設は、防衛効果がなくなります。
・食糧不足による暴動が発生しません。
兵力50(百)以上の自国部隊がいる場合
・部隊がいる場所では火災が発生しません。
・食糧不足による暴動が発生しません。
その他
・ 放棄された国は、通常浅瀬になります。(設定により中立地形になる場合もある)
その他の命令
友好打診
相手の国をリストから選択し、数量で期間を指定します。(最低10ターン、最大50ターン)
友好打診が実行されると、相手国の承認待ちになります。
相手が、友好打診を受諾して初めてお互い友好国となります。
※ 相手から友好打診を受けると、開発画面上部に簡易命令入力部品が表示されるので命令入力で返答をして下さい。
友好国になると以下の効果があります。
・宣戦布告ができない。
・友好国の土地への開発は一切できない。住民の開拓もしない。
・周辺領土を囲まれて地形抵抗力減少による領土の所属変更も対象が友好国であれば変更しない。
・友好国の土地へ被害がでる防衛施設自爆はできない。(2マス目が友好国でも荒地であれば可能)
・友好国(預かりは除く)に部隊がいる場合は、自動で撤退命令(無料)が入る。(緊急離脱なく通常の撤退なのでダメージを受けたりする)
・ミサイルの誤差攻撃もできません。
1カ所でも友好国が誤差の範囲になる場合は、命令自体が中止になります。
目標(中心)が怪獣の場合、誤差範囲に含まれる友好国の地形が山系、荒地、平地、海底ミサイル基地だった場合
同一ターンに新規保有した領土(領土割譲など)は除く(ミサイル攻撃できる)
・戦争時の場合の補足事項は、ここを参照して下さい。
相手は人間です。いきなり友好打診するのではなく観光者通信と併用しましょう。
一旦友好国になると、期限の間は一切破棄できません。注意しましょう。
援助系
援助系の命令は1ターンについて種別ごとに1回で、最大の量を制限があります。
資金援助は100億、食糧援助は10万トン、予備兵援助は1万トン、領土割譲は1Hex
(限度値は管理人が設定できるようにしてありますので、必ず設定一覧で確認すること)
また、資金援助と食料援助は自国より多い国へは援助できません。
領土割譲(援助系)
目標国に接する自国領土の座標と目標国を指定して実行すると所属が変わります。無料でターン消費もありません。
目標国と接していない領土は割譲できません。
自国の部隊がいる領土を割譲した場合、部隊を強制離脱します。
離脱した兵隊は、予備兵化します(強制離脱扱いのため、経験値が予備兵に反映されません)
数量1を指定は、撤退でなく割譲先の部隊になります。
割譲した領土は地形抵抗力が5になります。
敵部隊が駐留中はできません。ただし、駐留している部隊の所属国への割譲は可能。
値段可変命令
ゲームの途中で値段が変更される命令があります。
命令名 |
0〜100ターン |
101〜終了まで |
陸地破壊弾 |
200億 |
100億 |
怪獣派遣 |
5000億 |
2500億 |
ミサイル攻撃
相手国にミサイル発射するには宣戦布告する必要があります。
ミサイル
ミサイル発射には、射程の概念があります。(射程、発射数は設定一覧で確認)
目標が射程範囲のミサイル基地がない場合、命令は中止されます。
経験値が増えLVが1増えるごとに、射程が1増えます。
陸地破壊弾、拡散ミサイルは誤差2、ミサイルは誤差1、PPミサイルは誤差1+中心部着弾確率が2倍になります。
怪獣を倒した時は、設定一覧に表示されている経験値を取得できます。(陸地破壊弾が怪獣に着弾し消した場合は倒したことになりません)
町系を破壊したときは、人口規模にあった経験値を取得(人口÷2千)できますが、
農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地を破壊した場合も経験値を2取得できます。
対人ミサイル
1発固定ですが、誤差0のため目標確実に着弾します。
対人ミサイルに限りターン消費がありませんが、対人ミサイルと同ターンにミサイル系の命令は実行できません。
自国と海などの中立地域にしか着弾しません。自国防衛範囲にも着弾しません。
町系以外の地形には無害。怪獣に着弾してもダメージを与えられません。
自・他国の部隊と町系の人口を1発で5000人減少させます。
町系の上に部隊がいれば、両方に効果があります。町系を撃った場合は、経験値を2取得できます。(減少させた数に関係なく固定)
戦争していない国の部隊に撃ち込んだ場合は、5000人ではなく1000人分減少になります。
減った人々は全てミサイルを撃った国の負傷兵となります。
5000人以下の町系に着弾した場合は、平地になります。
弾道ミサイル
誤差1、射程が+5のミサイルです。
※ ミサイルは、目標の国リストでなく座標でターゲットを指定します。
怪獣派遣
相手国に怪獣派遣するには宣戦布告する必要があります。
指定した座標(町系のみ)にメカいのらを派遣できます。(メカいのらの能力については、設定一覧を参照)
町系以外の座標には派遣できません。
派遣後については、自然に発生する怪獣と同じように暴れまくります。
運が悪いと派遣した国へやってくることもあります。
戦争(宣戦布告)
戦争行為を行うには、宣戦布告をする必要があります。
ここでの戦争行為とは、ミサイル攻撃、怪獣派遣、部隊による攻撃・侵略です。
(部隊に関する説明は、軍隊有りモードの場合です)
・「宣戦布告」を行うと、5ターン(猶予ターン)後、相互に交戦状態になります。
宣戦布告はターン消費はありませんが、1ターンに1回しか実行できません。
・同時に複数の国へ宣戦布告できません。宣戦布告した国へ停戦打診すると次のターンから他の国へ宣戦布告できます。
・友好国対しては宣戦布告できません。また友好が終了するターンも宣戦布告できません。
・既に2カ国に攻められている国(戦争開始前も含む)へも宣戦布告できません。
・ミサイル攻撃、怪獣派遣、部隊による攻撃・侵略は、戦争中でないと実行できません。
・当事国双方が、「停戦打診」を行うと、停戦が合意され戦争は終結します。
・片方が、「停戦打診」を行った後、気が変わって取り消したい場合は、再度「宣戦布告」を行うと取り消せます。
当然ながら取り消すには停戦が合意される前に行う必要があります。
(猶予ターンであれば、事前回避になります)
・相手国の平地への建設、荒地への整地等は、戦争中でなくても実行できます。町系農場の平地への自動開拓も行われます。
・補足・・友好国(預かり)は、以下のものとなります。(交戦国であっても同等の機能になります)
部隊が攻撃・侵略しない。
部隊がZOCの対象にならない。
・攻められている国という定義について
基本は、「宣戦布告を受けた国」になりますが、
宣戦布告した国が、その後停戦打診をした場合も、攻められている国として扱う。
逆に宣戦布告を受けた国でも、その後停戦打診されても受託しない場合は、攻められている国と扱わない。
・ハンディキャップ
2カ国以上から攻められている場合、相手の国力の総和が自国の国力を超える場合にハンデを与える。
C.自国の1〜1.5倍の場合
負傷兵の復帰を2.5倍、人口の伸びが約2倍になります。(人口の伸びは誘致活動してない場合のみ)
B.自国の1.5〜2倍の場合
C+自国で災害が発生しない(周辺被害は除く)
A.それ以上の場合
C+B+労働力が2倍になる。
(人口が10万人でも、20万人分の収入があるということ、ただし増加分の職場は必要)
ラグナロクモード
戦争・友好関係に関係なく全ての国が戦争状態になる機能です。
(参加しているサイトでラグナロクモードが有効かどうかは設定一覧を参照)
51ターン以降で残り3カ国になったターンに1位だった国が、発生ターンを決められます。
→ 発生ターンは、6ターン〜50ターン後で一度決めたら変更はできません。
→ 決定を保留しておくことも可能だが、順位が落ちてしまうと新しく1位になった国に決定権が移ります。
ラグナロクが訪れると以下のようになります。
・全ての国が戦争状態になります。
・全ての国に食料100万トン無償配布します。(発生ターンのみ)
・全ての国の負傷兵が全て予備兵へ帰還します。(発生ターンのみ)
※設定ターンの1ターン前に全ての戦争・友好状態が破棄されます。
※管理人あずかりしていた場合は戦争状態になりません。
災害
・共通マップは「国ごとのマップ」ではないため、災害の対象を「国」ではなく「ヘックス範囲」に変更してあります。
例えば箱庭2なら「○○国で地震」となりますが、共通マップでは「○○国の地震で△△国の町が壊滅」ということもあります。
個々の災害確率は、設定一覧で確認します。また、台風は全く発生しません。
・火災は、5100人以上の町系、工場が対象でヘックス単位で発生し荒地に変化させます。
森や防壁(記念碑)に隣接していると火災は発生しません。他国の森等でも効果があります。
町系の人口はそのターンの増加分含みます。
人口10万人未満の国では発生しません。(ターン開始時の人口)
また人口が20万を超えると1万人ごとに0.1%発生率が高くなります。
(標準設定の場合、10万未満が0%、10万〜20万が1%、30万だと2%、40万だと3%)
・地震は国ごとに発生して、その周囲2ヘックスの町系、農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地が被害を受けます。
(※箱庭2と異なり村、町も被害が出ます)
他の国で発生した地震で自国の町が壊れることがあります。
・食糧不足は国ごとに発生しますが、発生するとその国の町で暴動が起きます。
暴徒と化した住民たちは、町の周囲2ヘックスの農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地を25%で破壊します。
周囲1ヘックスにある他国の領土も被害を受けます。
・津波は、海(浅瀬含む)に地震・噴火が発生した場合に50%の確率で発生します。
その周囲2ヘックスの町系、兵站基地、農場、工場、ミサイル基地、防衛施設が被害を受けます。
・災害怪獣は、災害怪獣の出現条件を人口でなく面積制にしました。(確率は従来と同じく面積です)
一定確率で1ダメージを受けて、そのうちに自然消滅します。(ただしL1の怪獣は1回で消滅)
(怪獣の出現ライン、出現確率、自然ダメージ率は、設定一覧で確認)
残骸資金は、倒した国が得ることができます。
・噴火は中心部に山ができます、周囲には被害ありません。
・地盤沈下はありませんが、安全限界の広さを超えると隕石の確率がアップします。(安全限界の広さ等は設定一覧で確認)
・汚職
災害ではありませんが、51ヘクス以上の国は、領土 - 50(億)の金額が毎ターン汚職により消費されます。防ぐ手立てはありません。
管理人預かりについて
この箱庭には、管理人権限で参加者の国を預かりにする機能があります。
預かりとなった国は一切の命令処理ができない代わりに災害も起きません。(他国から怪獣が侵入することはある)
人口や森の本数も増えません。食糧は全く消費しませんが、収入もありません。
他国は全部友好国の扱いになります。(戦争中であっても)
基本的には、旅行や出張などで留守にするときに管理人さんにお願いして設定・解除をやってもらう機能です。
実際に対応してくれるかは、参加しているサイトの管理人さんに相談下さい。
その他
・収支ログについて
毎ターン機密ログで表示される収支ログの意味は、以下のようになっています。
人口は人口の増減数、総兵力は、総兵力の増減数、
戦果は部隊による戦闘で敵軍に与えたダメージの総数
損害は部隊による戦闘で敵軍から受けたダメージの総数
資金は資金の増減数、食糧は食糧の増減数です。
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